*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====* ◆◇◆ めるまが 食加研 ◆◇◆ 第22号(H21.6.5) ○ 北海道立食品加工研究センター ○ >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/ *=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*  食品加工研究センター(食加研)は、食品工業の発展を真摯にサポートする 皆さまのための試験研究機関です! ◇メールマガジン配信のご登録を受付けています。 <<ご登録のリンク先>>  >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/annai_mailmag.pdf <<「めるまが 食加研」のバックナンバー>> >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/index.html ────────────────────────────────── ◆◇◆ 目 次 ◆◇◆ 【1】トピックス   ◇道産米粉の高度利用に関する研究テーマがスタートしました。   ◇「北海道地域連携推進戦略構想書」が発行されました。 【2】イベント情報   ◇食品微生物管理技術講習会(初級)のご案内(7月7日〜9日) 【3】研究員からの技術情報 =連載=   ◇第30話 アロニアのポリフェノールはどれだけ多い? 【4】お知らせ   ◇「地域こだわり食品」新商品開発の参加企業の募集について   ◇道有シーズ活用新技術開発事業化推進事業の募集について   ◇ものづくり中小企業製品開発等支援補助金    (国の平成21年度補正予算事業)の公募について    *技術開発資金の3分の2を補助する制度です。     食品加工機械開発、発酵食品開発をお考えの企業を対象と しています。当センターでも相談できますので、ご興味の ある方はご連絡下さい。 【5】商品化事例のご紹介(No.2)   ◇ピュアブラン サツラク農業協同組合 ────────────────────────────────── 【1】トピックス ────────────────────────────────── ◆◇◆ 道産米粉の高度利用に関する研究テーマがスタートしました ◆◇◆  この研究テーマは、本年度の農林水産省の研究事業である「新たな農林水産政策 を推進する実用技術開発事業」に採択されたものであり、当センターを中核機関と して、(独)農研機構北海道農業研究センターおよび(株)ツカモトミルズと共同で、 道産米粉の高度利用に関する研究テーマ「北海道産米粉の特性解析および高齢者用 食品、冷凍食品等に活用可能な新規食品素材の開発」に取り組みます。  この研究では北海道産米粉の消費拡大を目指して各種北海道米の品種ごとの米粉 の特性を解析し、高齢者用食品(咀嚼・嚥下補助食品)、冷凍食品等に活用可能な 新規食品素材等の開発を行います。また、道立農業試験場や製粉・製パン企業、 製麺企業、流通各社、金融機関で構成された「米粉用途開発研究会」を立ち上げ、 技術開発の協力を得るとともに研究開発の情報提供を行い、産学官のネットワーク の連携による製品開発へ結びつけることを目指しております。 詳細はこちら >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/events/H21komeken.html >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/events/komeko.pdf ◆◇◆ 「北海道地域連携推進戦略構想書」が発行されました ◆◇◆  社団法人食品需給研究センター 北海道地域連携推進戦略構想書策定ワーキング では「地域連携による食品産業の推進に向けて 商品開発・技術開発戦略 北海道編」 を発行いたしました。  本書では以下の3点を基に整理されており、企業が研究開発を行う時の公設試の利用 方法や地域間連携の方法など役立つ情報がわかりやすく整理されています。 ○地域の原料、技術シーズ、製品開発ニーズ(地域ポテンシャル)の把握・分析 ○企業が有する商品開発課題や技術開発課題の解決に向けた参考情報の提供 ○既存の地域食料産業戦略等の具体化による商品開発・技術開発の促進 「北海道地域連携推進戦略構想書」のPDF版を掲載致します。 ご興味のある方はご覧になって下さい。 >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/downloads/chiikirenkei.pdf ────────────────────────────────── 【2】イベント情報 ────────────────────────────────── ◆◇◆ 食品微生物管理技術講習会(初級)のご案内(7月7日〜9日) ◆◇◆  食品企業を対象に、食品の品質・衛生管理技術のスキル・アップを 支援するため、『食品微生物管理技術講習会』を年3回開催致します。 講習会では、講義と実習を予定しております。     ○ 初級 定員16名 7月7日(水)〜9日(金) <<詳しいリンク先>>  >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/kosyu-kai/biseibutsu-syokyuu_090707.HTM <<お問い合わせ先>>  ◇ 北海道立食品加工研究センター 技術情報科 担当:阿部     TEL 011−387−4114 / FAX 011−387−4664 ────────────────────────────────── 【2】研究員からの技術情報 ────────────────────────────────── ◆◇◆ 第30話 アロニアのポリフェノールはどれだけ多い? ◆◇◆  最近、少しずつ認知度が上がっている小果実アロニアの特徴は、アントシアニン を含むポリフェノール含量の圧倒的な多さにあります。このことが「アロニアは味 がイマイチ」との評価と共に、その機能性に期待が膨らむ要因ともなっています。  著者が以前、4種のアロニアについてフォーリン・デニス法によりポリフェノー ル含量を測定した結果、各々590,739,777,888mg/100gで、 平均748mg/100gとして公表しました。これでも結構多い値ですが、旧農水省 北海道農業試験場でアントシアニン含量1,185mg/100gとの分析結果を出されて その値の大きさに驚きました。アントシアニンはポリフェノールの一種ですから、 ポリフェノール含量の方が大きな値となるはずですが、上記の分析結果は逆転して いるからです。  その原因には、分析方法の違いやアロニア試料の収穫熟期の違いなどが挙げられ ますが、分析値が逆転していることが気になって、ポリフェノール分析の再検討を 行いました。  このメルマガでは再検討の結果を報告し、上記のことで密かに悩まれた方々には その後の経緯を、そうでない方々にはポリフェノール含量の多いアロニアの魅力の 一端をお伝え出来れば幸いです。  改めて分析方法や前処理方法を調べると、「五訂日本食品標準成分表分析マニュ アル」に、発酵茶、コーヒー用としてポリフェノールの抽出方法が載っていました。 以前は水抽出でしたので、改めて上記「マニュアル」の方法を含めて5種類の抽出 方法でアロニアのポリフェノールを抽出し、前述の方法で分析しました。  その結果は以下の通りです。  @熱水で沸騰水浴中50分環流抽出:1,305mg/100g。A熱水抽出: 827mg/100g。B水抽出:723mg/100g。C80%エタノールで沸騰水浴中 30分環流抽出:1084mg/100g。D80%エタノール抽出:946mg/100g。 この結果から、@(上記「マニュアル」の抽出方法)が今回試みた抽出方法の中 では一番良好と思われました。  それから暫く経って、あるテレビ局から「アロニアのポリフェノールはどれだけ 多いかブルーベリーと比べてみたい」との取材があり、上記@の抽出を行った後に 分析しました。その結果、アロニアが1,463mg/100g、買って来られたブルー ベリーが376mg/100gでした。アロニアのポリフェノール含量の多さにあらためて 感動した出来事でした。 <<お問い合わせ先>> ◇北海道立食品加工研究センター    食品開発部   部長 田中 常雄  TEL 011−387−4121 ────────────────────────────────── 【3】お知らせ ────────────────────────────────── ◆◇◆ 「地域こだわり食品」新商品開発の参加企業を募集しています ◆◇◆      〜平成21年度地域こだわり食品発掘総合支援事業〜 道内各地で、地域の農畜水産資源を活用するなどして、新たな加工食品の開発や 商品化を目指す取組が見られます。  道では、こうした道内食品製造業者等の取組を促進するため、目利きバイヤー など専門家の助言や消費者モニターの試食により、製品の改良や磨き上げを行い、 アンテナショップでのテスト販売や首都圏で開催される展示商談会に出品して いただく、「こだわり食品づくり」への参加企業を募集しています。  ○地域こだわり食品相談会(7月〜8月頃、札幌、函館、旭川、釧路)  ○パッケージデザイン相談会(7月〜9月頃、札幌、デザイナーを紹介)  ○試食評価会(10月〜11月頃、札幌)  ○テスト販売(平成22年1月〜3月、北海道どさんこプラザ(札幌、東京))   ○道外展示商談会(平成22年2月8日〜10日 東京ビックサイト)  詳しい内容や参加申込みは、下記のURLをご覧ください。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/ssg/sgs/kodawari 《問合せ先》 北海道経済部商工局産業振興課   食品産業振興グループ 担当:吉田 TEL 011−204−5337(直通) ◆◇◆ 道有シーズ活用新技術開発事業化推進事業の募集について ◆◇◆  北海道では、道立試験研究機関の研究開発により得られた技術シーズを活用し、 新たな技術による新製品を事業化し、持続的な雇用の場の創出を図ることを目的に、 厚生労働省のふるさと雇用再生特別交付金を活用し、委託事業を実施します。  工業試験場及び食品加工研究センターが有する次の4テーマを募集します。 [テーマ]  (1)形状、寸法、色彩認識技術を活用した食品加工・選別機械の開発・事業化  (2)フォトファブリケーション技術を活用した小型・軽量なモータ及び    ジェネレータの開発・事業化  (3)道産小果実加工残渣を活用した機能性食品の開発・事業化  (4)北海道オリジナル酵母を活用した健康機能食品の開発・事業化 [応募期間] (1)参加表明書 平成21年6月5日(金)〜平成21年6月24日(水) (2)企画提案書 平成21年6月25日(木)〜平成21年7月1日(水)          *参加表明書を提出した方のみ提出できます。 ※詳細は、北海道経済部産業振興課のURLからご覧下さい。 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/ssg/kouboseeds.htm [問い合せ先] 北海道経済部商工局産業振興課 TEL:011−204−5336 FAX:011−232−8860 E-mail:keizai.sangyousinkou1@pref.hokkaido.lg.jp ◆◇◆ ものづくり中小企業製品開発等支援補助金    (国の平成21年度補正予算事業)の公募予告について ◆◇◆         (HP掲載H21.6.5予定)         (第1回募集:H21.6.12〜H21.6.24予定)  全国中小企業団体中央会では、国の平成21年度補正予算の成立を受けて、 「ものづくり中小企業製品開発等支援補助金(試作開発等支援事業、製品実証 等支援事業)」の公募を6月12日(金)より開始する予定です。 (第1回締切は、6月24日(水)を予定)  詳しくは下記の全国中小企業団体中央会のホームページをご覧下さい。  トップページ http://www.chuokai.or.jp/ ────────────────────────────────── 【4】商品化事例のご紹介(No.2) ────────────────────────────────── ◆◇◆ 濃縮ヨーグルトペースト「ピュアブラン」のご紹介 ◆◇◆  サツラク農業協同組合と当センターの共同研究による、日本初のヨーグルト 生まれの新食品素材です。北海道産牛乳100%のヨーグルトを減圧濃縮した、 濃厚な風味と清涼感のある酸味が特徴です。 >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/works/seikajirei/pure02.html ────────────────────────────────── -//////////////////////////////////////- ◆◇◆ 編集発行 ◆◇◆ 北海道立食品加工研究センター  企画調整部技術情報科  TEL:011−387−4114  FAX:011−387−4664 E-mail : magazine@foodhokkaido.gr.jp -//////////////////////////////////////-