**=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====* ◆◇◆ めるまが 食加研 ◆◇◆ 第12号(H20.11.25.) ○ 北海道立食品加工研究センター ○ >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/ *=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*  食品加工研究センター(食加研)は、食品工業の発展を真摯にサポートする 皆さまのための試験研究機関です! ◇メールマガジン配信のご登録を受付けています。 <<ご登録のリンク先>>  >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/annai_mailmag.pdf <<「めるまが 食加研」のバックナンバー>> >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/index.html ────────────────────────────────── ◆◇◆ 目 次 ◆◇◆ 【1】研究員からの技術情報 =連載=    ◇第13話 亜臨界水で高血圧抑制食品素材を作る      ◇第14話 機器分析によるにおいの評価  【2】イベント情報    ◇2008アグリビジネス創出フェアに出展します! 【3】お知らせ   ◇北海道 経済部 産業振興課 より    「過熱水蒸気処理技術についての講習会」のご案内   ◇北海道 経済部 産業振興課 より    食の安全・安心「食品産業トップセミナー」開催のご案内   ◇北海道知的所有権センター より     特許情報検索の実技講習会のご案内       ◇札幌商工会議所より     「我が社の商品売り込み市」参加企業募集のご案内 ────────────────────────────────── 【1】研究員からの技術情報 ────────────────────────────────── ◆◇◆ 第13話 亜臨界水で高血圧抑制食品素材を作る ◆◇◆  皆さんは「亜臨界水」という言葉をご存じでしょうか。耐圧性容器中で温 度200〜300℃前後まで水を加熱すると「亜臨界水」と呼ばれる高温高 圧の熱水になります。この中に食品のタンパク質を入れるとペプチド(ア ミノ酸が複数結合した化合物)、アミノ酸、アンモニア等へと次第に分解さ れることが知られており、このペプチドの中には高血圧抑制機能を持つ ペプチドが含まれる可能性があります。こうした中、企業から「亜臨界水」 が高血圧抑制食品素材の製造工程(酵素分解)の代替にならないかとの 検討依頼がありました。  そこで、サケの加工副産物(頭部・内臓)ホタテガイ加工副産物(内臓等) から高血圧抑制食品素材(ペプチド)を効率的に生成する亜臨界水処理 条件を検討しました。その結果、最適条件で得られた乾燥粉末サンプル と市販の高血圧抑制機能素材(イワシ、カツオ由来)を含有した特定保健 用食品の高血圧抑制機能を比較したところほぼ同レベルであることが明 らかになりました。  実用化には様々な検討が必要ですが、この技術は高血圧抑制食品素 材の製造のみならず調味料製造など従来の酵素処理の代替技術として 今後その応用技術開発による実用化が期待されます。 <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/note/jyouhou_081121-sub-critical.pdf <<お問い合わせ先>> ◇北海道立食品加工研究センター 企画調整部相談指導科   錦織 孝史   TEL 011−387−4115 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◆◇◆ 第14話 機器分析によるにおいの評価 ◆◇◆  食品のにおい(香り)は、品質や嗜好を左右する重要な要素です。人間 は、香りを鼻にある嗅(きゅう)覚受容体という部位で認識し、その刺激を 脳で解析して感じています。人間の嗅覚はにおいの種類や強さに対する 感度が非常に高く、優れたにおい解析能力を有しています。  食品のにおいを評価するには、官能評価法が主流です。これは、人間 が実際にサンプルのにおいを嗅いで、その特徴を表現したり、得点をつ けたりする手法です。官能評価は、人間の嗅覚と表現能力を用いた優れ た評価法ではありますが、いくつかの課題も指摘されています。一つは、 嗅覚疲労と呼ばれる現象で、人間の嗅覚は、同じにおいを嗅ぐと徐々に 感度が低下する、すなわちにおいを識別する能力が低下することが知ら れています。このため、一度に評価できるサンプル数に制限があり、微弱 なにおいの場合には、一日数点のサンプルしか評価できない、ということ もあります。また、その食品のにおいの特徴を感じ、適切な言葉で表現す るためには、優れた評価者(パネラー)を訓練し、育成する必要がありま す。さらに、優れたパネラーでも、体調によってにおいを感じる能力に狂 いが生じます。  このように、官能評価は優れた評価法ではありますが、食品業界の中 小企業にとっては、難易度の高い評価法でもあります。そのため、官能 評価に変わる機器分析が求められてきました。食加研では、「におい識 別装置」を用いて、食品のにおいの評価について研究を進めています。  におい識別装置は、人間の嗅覚組織をモデルとした構成をとっています。 におい物質に対して特性の異なる複数のセンサを装備し、センサの出力 パターンを解析して、においの特徴をグループ分けするなど、グラフィカル に表現することができます。また、食品は、最初に鼻で感じるにおいや、 口に含んでから感じるにおいなど、非常に複雑な特徴を有していますが、 これらの特徴を「トップノート」、「ラストノート」という表現で評価することも 可能です。  食加研では、様々な食品のにおいについて、この「におい識別装置」を 用いて評価を行っています。この装置は、食品専門の装置ではないため、 まだまだデータの蓄積が充分とはいえず、私たちも装置を使いこなすた めに様々な検討を加えています。メーカーとの情報交換により、新しい解 析法も開発され、さらに洗練された解析が可能になってきています。  今後も、食加研では、におい識別装置の活用と食品のにおい評価技術 の検討を進めていきますので、ご相談やお問い合わせをお寄せいただき たいと思います。 <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/note/jyouhou_081121-flavor.pdf <<お問い合わせ先>> ◇北海道立食品加工研究センター 食品バイオ部バイオテクノロジー科   奥村 幸広   TEL 011−387−4125 ────────────────────────────────── 【2】イベント情報 ────────────────────────────────── ◆◇◆ 2008アグリビジネス創出フェアに出展します! ◆◇◆  当センターでは、12月5日から開催されるアグリビジネス創出フェアに おいて、最近の農・畜産に関連する研究成果について、パネル及び商品 の展示を行いますので、ご来場をお待ちしております。  ○日 時  平成20年12月5日(木)10:00〜18:00      6日(金)10:00〜18:00 ○場 所  サッポロファクトリー(アトリウム及びホール)         札幌市中央区北2条東3丁目 ○主 催 NPO法人グリーンテクノバンク ○入場料  無料 <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.gtbh.jp/news/index.html >>>> http://www.gtbh.jp/news/pos.pdf ────────────────────────────────── 【3】お知らせ ────────────────────────────────── ◇北海道 経済部 産業振興課 より ◆◇◆ 過熱水蒸気処理技術についての講習会 ◆◇◆  −オホーツク地域過熱水蒸気処理技術普及講習会− 過熱水蒸気処理技術は、100℃以上に加熱した高温ガス状の水蒸気 で、食品原料を加工するものあり、加工歩留やうまみを逃がさないなどの 効果があり、生産性や付加価値の向上が期待されています。  今回、「過熱水蒸気処理技術」の仕組みや活用メリット、具体的な活用 事例をご紹介しますので、多くの食品加工企業などの皆様のご参加をお 待ちしております。   ○日 時  平成20年11月28日(金)  10:00〜12:15 ○場 所   オホーツク木のプラザ「研修室」         北見市泉町1丁目3−18(JR北見駅から徒歩5分)         TEL 0157−25−1331 ○内 容      ・「過熱水蒸気処理技術の解説及び活用メリット」    北海道立食品加工研究センター  研究員    阿部  茂  ・「地元農水産物の活用による高付加価値化」    −食品企業の技術導入にあたってのポイントや留意点等−     株式会社グリーンパートナー     代表取締役 高田 清俊 氏  ※なお、来年1月〜3月に宗谷地域で同様の講習会を予定しています。 <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/B04B4397-C4F9-4BCD-9C05-F80D4B1DC913/0/kanetu.doc <<お問い合わせ先・申込先>> ◇北海道 経済部 商工局 産業振興課 食品産業振興グループ   TEL 011−204−5337 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◇北海道 経済部 産業振興課 より ◆◇◆ 食の安全・安心「食品産業トップセミナー」開催のご案内 ◆◇◆  消費者の信頼回復に向けたコンプライアンスの取組みやHACCP手法 による 「衛生管理」をテーマとしてセミナーを開催しますので、是非ご参加 ください。   ○日 時   平成20年11月27日(木) 13:30〜15:30    ○場 所  第2水産ビル8階 8BC会議室 (札幌市中央区北3条西6丁目) ○主 催 北海道、社団法人北海道食品産業協議会 ○参加料  無料 ≪詳しいリンク先≫ >>>> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/NR/rdonlyres/1ED5E0E5-6F01-47A5-AE75-A37563807EAC/0/semina.pdf ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◇北海道知的所有権センター より ◆◇◆ 特許情報検索の実技講習会のご案内 ◆◇◆  製品開発や技術開発で先願の特許や商標の情報を知りたいと思うこと はありませんか。インターネット上に開放されている「特許電子図書館(IP DL)」や外国特許庁のデータベースを使って、特許情報(特許・実用新案、 意匠、商標)を検索する実技講習会(無料)を開催しています。講習会で は、インターネット接続パソコンを使用し、事例の検索実習によって、自分 で検索できるように指導します。今回はこの中から下記の日程でご案内し ています。是非ご参加下さるようご案内いたします。 ○日 時  平成20年12月4日(木) 13:30〜16:00                12月5日(金) 13:30〜16:00 ○場 所  札幌市産業振興センター         (札幌市白石区東札幌5条1丁目1−1) ○主 催  北海道知的所有権センター ○募 集  15名(無料) ≪詳しいリンク先≫ >>>> http://www.hkd.meti.go.jp/hokip/chizai/index.htm <<講習会の詳細>> >>>> http://www.hkd.meti.go.jp/hokip/chizai/event/200812/081204.htm <<申込用紙>> >>>> http://www.hkd.meti.go.jp/hokip/chizai/event/200812/081204-05.pdf <<お問い合わせ先(申込先)>> ◇北海道知的所有権センター(発明協会北海道支部内)   担当  山内、牧野   TEL 011−747−7481  FAX011−747−8253 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◇札幌商工会議所より ◆◇◆  「我が社の商品売り込み市」参加企業募集のご案内 ◆◇◆  札幌商工会議所では、全国の大型店バイヤーが一堂に介し、道内の企 業が自社商品をバイヤーに売り込む「我が社の商品売り込み市」を開催 致します。本商談会は、「事前マッチング形式」の商談会ですので、ご希 望の大型店との商談がスムーズに行えるものです。企業が有するすぐれ た製品の“魅力”を広くアピールすることで、新たな販路の開拓・拡大につ なげるとともに、商品開発に向けたヒントを得る絶好の場としてご活用い ただけます。  是非、多数のご参加をお待ちしております。 ○日 時   平成21年1月15日(木) 13:30〜17:00    ○場 所  北海道経済センター8Fホール          (札幌市中央区北1条西2丁目)  ○特別協力 北洋銀行 ≪詳しいリンク先≫ >>>> http://www.sapporo-cci.or.jp/urikomi/ <<お問い合わせ先(申込先)>> ◇札幌商工会議所 部会・産業部 産業3課   担当  関口、佐々木   TEL 011−231−1375  FAX 011−222−5251 ────────────────────────────────── ◆メールマガジンへのご意見・ご要望等、研究に関するご要望やアイデア について、お聞かせ願えたらありがたく思います。 ◇このメールマガジンの内容について、無断での転送、転用することは、 ご遠慮下さい。 -//////////////////////////////////////- ◆◇◆ 編集発行 ◆◇◆ 北海道立食品加工研究センター  企画調整部技術情報科  TEL:011−387−4114  FAX:011−387−4664 E-mail : magazine@foodhokkaido.gr.jp (迷惑メール防止のため、全角文字で表示しています。  メールアドレスは、半角文字で入力してください  ) -//////////////////////////////////////-