*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====* ◆◇◆ めるまが 食加研 ◆◇◆ 第8号(H20.10.2.) ○ 北海道立食品加工研究センター ○ >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/ *=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*  食品加工研究センター(食加研)は、食品工業の発展を真摯にサポートする 皆さまのための試験研究機関です! ◇メールマガジン配信のご登録を受付けています。 <<ご登録のリンク先>>  >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/annai_mailmag.pdf ────────────────────────────────── ◆◇◆ 目 次 ◆◇◆ 【1】研究員からの技術情報 =連載=    ◇第8話 『微生物は宝物』  【2】イベント情報    ◇特別講演会「我が国の食品研究の現状と展望」 【3】お知らせ    ◇北海道 経済部 産業振興課 より      食品企業の生産管理技術導入セミナーのご案内     −食品工場の「ロス改善」などの進め方について−    ◇北海道商工会議所連合会より     「2009スーパーマーケット・トレードショー」 −北海道展示コーナー出展企業の募集案内− ────────────────────────────────── 【1】研究員からの技術情報 ────────────────────────────────── ◆◇◆ 第8話 『微生物は宝物』 ◆◇◆  食品製造に携わっている者にとって、微生物は厳重に管理しなければ ならない「敵」である場合が多い。様々な事故やクレームの原因となり、 時には経営が危うくなることすら想定されます。特に最近は、食の安全が 重要な社会問題となっており、微生物管理のために多くの資金と手間を かけなければならなくなってきました。  一方で、人類は昔から微生物のしくみをうまく利用し、様々な食品や飲 料を生み出してきました。偶然や経験を組み合わせ、漬け物、味噌、醤 油、日本酒、納豆、ヨーグルト、チーズ、パン、ワイン、ビールなどが作り 出されてきました。みなさんご存じのように、微生物を利用して食品を加 工することを「発酵」といい、いわゆる「バイオテクノロジー」は、この発酵 に関わる知識や技術を基礎にして発展してきました。  これらの発酵食品を作る際に活躍する微生物は、大きく分けて酵母、乳 酸菌、カビの3種類です。酵母はアルコール飲料を作る際に最も活躍する 微生物で、他の微生物が(ほとんど)持っていない、アルコールと炭酸ガス をつくる性質を人間が利用しています。発酵食品に使われるカビの仲間は、 もちろん安全な種類のカビで、日本ではコウジカビが最も有名です。コウジ カビは、澱粉を糖分に分解する酵素や、蛋白質をアミノ酸(うま味成分など )に分解する酵素を大量に作る性質を持っていて、この性質を利用して味 噌や醤油、日本酒、甘酒、一部の漬け物などに使われています。乳酸菌 は漬け物、味噌、醤油、チーズ、ヨーグルトなどを作る際に働く微生物で、 食品に酸味を加え、それにより他の菌による腐敗を防いだりしています。  近年、様々な健康機能をもつ乳酸菌を使った製品が売られていますが、 これらの乳酸菌は生きたまま腸にまで到達し、多量の酸(乳酸、酢酸)を 作ります。この酸が、腸内のいわゆる「悪玉菌」(有害菌)の増加を抑え、 腸内腐敗を防止しています。また、作られた有機酸は腸の運動を活発に する働きもあり、栄養素の吸収が向上したり便通が改善したりします。更 に、最近の研究で、これら乳酸菌の中には腸内で作られた有害物質を吸 収して便と共に体外に出てくれたり、免疫機能を高める働きを持つ乳酸菌 がいることも判ってきました。このよう健康機能を有する乳酸菌のことをプ ロバイオティック乳酸菌といい、様々な有効性や安全性を示す実験データ の審査を受け、特定保健用食品(特保)の表示許可を得た製品も売られ ています。もちろん、同じような性質を持っていても、許可を受けていない ものは「特保」の表示はできません。  北海道立食品加工研究センターでも、天然界から様々な乳酸菌を分離、 保存しています。その中から、免疫調節機能に働きかける作用のある乳 酸菌を見つけ出すことを目的として、日生バイオ株式会社との共同研究 を行いました。当センターで保存していた乳酸菌の中の13菌株を、それ ぞれマウスの脾臓細胞の培養液中に加え、免疫機能を高める働きとアレ ルギーを抑える働きについて測定してみました。その結果、ペディオコッカ ス・ペントサセウスの1株が両方の働きとも強いことが判明し、特許の共同 出願を行いました(特許公開2008−54556)。  当センターでは今後とも、有用な機能を有する微生物を活用した技術開 発を行い、実用化に結びつけていきます。 <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/note/jyohou081001-Pediococcus.pdf <<お問い合わせ先>> ◇北海道立食品加工研究センター 食品バイオ部バイオテクノロジー科   担当:八十川大輔   TEL 011−387−4125 ────────────────────────────────── 【2】イベント情報 ────────────────────────────────── ◆◇◆ 特別講演会「我が国の食品研究の現状と展望」 ◆◇◆  近年、食糧原料およびエネルギー資源の高騰、食の安全安心の高ま り、少子高齢化社会の到来等、食に係る社会経済環境が変化し、食品 研究はその重要性をますます増しております。  このたびは、国内における食品研究のトップランナーである(独)食品 総合研究所の林所長をお迎えして、国内食品研究の現状と今後の展望 についてお話いただきます。 ○日 時 10月23日(木)13:30〜15:30        (13:00より受付しております) ○場 所 北海道立食品加工研究センター 研修室 ○講 師 (独)農業・食品産業技術総合研究機構        食品総合研究所  所長 林 徹 氏 <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/kosyu-kai/kouenkai-081023.htm <<参加申込用紙>> >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/kosyu-kai/kouenkai-081023.pdf <<お問い合わせ先・申込先>> ◇北海道立食品加工研究センター 企画調整部技術情報科   TEL 011−387−4114 ────────────────────────────────── 【3】お知らせ ────────────────────────────────── ◆◇◆ 食品企業の生産管理技術導入セミナーのご案内 ◆◇◆       −食品工場の「ロス改善」などの進め方について−  道では、今年度生産管理技術の導入を促進するため、食品製造業の 実態にあった生産管理システムなどの検討・提案を行う、「生産管理シス テム導入促進事業」を実施しており、この程、道内食品製造業における 少量・多品種生産といった現状を踏まえ、共通の課題である「ロス等の改 善」や「品質保全」などをテーマとして、その取り進め方などについて、具 体的な事例を交えながら紹介するセミナーを開催しますので、ご出席をよ ろしくお願いします。    1 開催日時及び場所  (1)札幌市(第二水産ビル)     平成20年10月30日(木)13:30〜16:30  (2)帯広市(十勝プラザ) 平成20年10月31日(金)13:00〜15:30 2 内容   (1)講演     「食品工場の「ロス改善」などの進め方について」     鐘ヶ江 克則氏 (株式会社JIPMソリューション)  (2)事例発表     日糧製パン株式会社、カルビー株式会社、株式会社佐藤水産     ※札幌会場は、日糧製パン(株)とカルビー(株) 帯広会場は、事務局による3社の紹介のみ 3 主 催   北海道(十勝支庁) 4 協 力    社団法人北海道食品産業協議会、株式会社JIPMソリューション 5 申込方法    次のリンク先から、申込書をダウンロードして、FAXで申込みください <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/ssg/sgs/kakou.htm <<お問い合わせ先・申込先>> ◇北海道 経済部 商工局 産業振興課 食品産業振興グループ   TEL 011−204−5337 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◇北海道商工会議所連合会より ◆◇◆ 「2009スーパーマーケット・トレードショー」 ◆◇◆     −北海道展示コーナー出展企業の募集案内−  スーパーマーケット・トレードショーは、食品スーパーマーケットを中心と する流通業界に最新情報を発信するプロ向けの専門展です。この展示 会への出展企業の募集を、次の通り案内します。 (※前回実績:出店社数 1009社、来場者数 75,052名) ○募集要領 1 出展期間:平成21年2月11日(水)〜2月13日(金) 2 出展場所:東京ビッグサイト(東京国際展示場)          〒135−0063 東京都江東区有明3−21−1 3 出展小間料:1小間W1800mm×D600mm×H700mm 会議テーブル白布巻 120,000円(税込)   ※参考 通常1企業が単独出展する場合、基礎小間1小間9u    336千円〜378千円かかります。 4 申込締切  平成20年10月20日(月) 5 その他  (1) 基本設備以外の看板等の前準備、撤去費用及び職員の派遣費用 等は、参加企業で負担してください。  (2) 展示品、試食・試飲用の品は無償にてご提供ください。 (3) 出展申込書は、北海道商工会議所連合会宛となります。  (4) 出展小間代120,000円(税込)は北海道商工会議所連合会から     ご請求申し上げます。 (5) 小間に係わる備品・レンタル品等は、設営業者直接支払となります のでよろしくお願いいたします。 <<詳しいリンク先>> ◎主催:(社)日本セルフサービス協会 >>>> http://www.smts.jp/  <<お問い合わせ先・申込先>> ◇北海道商工会議所連合会   札幌市中央区北1条西2丁目北海道経済センタービル 担当:佐野、西村 TEL:011−241−6308(直) ────────────────────────────────── -//////////////////////////////////////- ◆◇◆ 編集発行 ◆◇◆ 北海道立食品加工研究センター  企画調整部技術情報科  TEL:011-387-4114  FAX:011-387-4664 ◆メールマガジンへのご意見・ご要望等、  研究に関するご要望やアイデアについて、  お聞かせ願えたらありがたく思います。 ◇このメールマガジンの内容について、  無断での転送、転用することは、ご遠慮下さい。 <<このメールマガジンのお問い合わせ先>> E-mail : magazine@foodhokkaido.gr.jp 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