*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====* ◆◇◆ めるまが 食加研 ◆◇◆ 第4号(H20.7.29.) ○ 北海道立食品加工研究センター ○ >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/ *=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*=====*  食品加工研究センター(食加研)は、食品工業の発展を真摯にサポートする 皆さまのための試験研究機関です! ◇メールマガジン配信のご登録を受付けています。 <<ご登録のリンク先>>   >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/annai_mailmag.pdf ────────────────────────────────── ◆◇◆ 目 次 ◆◇◆ 【1】研究員からの技術情報 =連載=    ◇第4話 『電気で加熱!! ボンレスハムの製造』 【2】技術支援の事例紹介    ◇冷・野菜スープ『ガスパチョ』〜ありがとう!洞爺湖サミット〜 【3】お知らせ    ◇2008サイエンスパークに出展します ────────────────────────────────── ────────────────────────────────── 【1】研究員からの技術情報 =連載= ────────────────────────────────── ◆◇◆ 第4話 『電気で加熱!! ボンレスハムの製造』 ◆◇◆  「電気で加熱」といっても電気ヒーターを使うわけではありません。電子 レンジでもありません。食品自体に電気を流してしまうのです。電気を流 すと食品の持つ電気抵抗で、まるでニクロム線の様に熱が発生します。 これを加熱処理に利用するのです。  電気エネルギーを熱に変えるという点では電子レンジ(マイクロ波加熱) と同じですが、電気エネルギーを一度マイクロ波に変換するという遠回り はしません。流した電気が食品の電気抵抗で直接、熱に変換されます。 だからとっても変換効率が高いのです。しかも電流が流れている食品し か発熱しません。  使った電気エネルギーが高い効率で加熱に利用できる・・・、「地球温 暖化対策」、「省エネ」の時代にマッチしていると思いませんか?  紹介が遅れてしまいましたが、この技術は「通電加熱」といいます。他 にも「ジュール加熱」、「オーミック・ヒーティング」などの呼び名もあります。 変換効率が高いという特徴以外にも食品自体が発熱するので食品全体 を均一に素早く加熱できるという大きな特徴があります。ですから、大き な食材を素早く加熱したい…という場合に使える技術なのです。  今回、目を付けたのが食肉製品製造時の加熱です。ボンレスハムは通 常、スモークハウスの中で長い時間をかけて加熱されています。今回行っ た研究の中で、加熱時間をかなり短縮出来ることを確認しました。また、 出来上がりの品質は従来方法のものと比べて差がないことも確認しまし た。さらに電流の大きさを調整することで食感も変えられることがわかっ たのです。  実用化には、いくつかの検討項目が残っているのですが、食肉製品加 工分野での生産効率の向上や省エネルギー技術の一つとして注目に値 する技術だと思います。 <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.foodhokkaido.gr.jp/news/note/jyohou_080725-ohmic.pdf <<お問い合わせ先>> ◇北海道立食品加工研究センター 応用技術部  担当:熊林     TEL 011−387−4126 ────────────────────────────────── 【2】技術支援の事例紹介 ────────────────────────────────── ◆◇◆ 冷・野菜スープ『ガスパチョ』〜ありがとう!洞爺湖サミット〜 ◆◇◆  今回取り上げる事例は、H18の技術支援業務で(有)ピュアフーズとう や(洞爺湖町)とともに開発した「冷・野菜スープ『ガスパチョ』」の話を紹 介します。  この取組みでは、商品の企画から、野菜の配合および製造法、ネーミ ングまで協力させていただきました。商品コンセプトは、洞爺産の野菜を たっぷり使って、単なる野菜ジュースではなく、夏場にピッタリの元気が 湧き出る冷・野菜スープを目指し、スペインの家庭料理である『ガスパチ ョ』を参考に開発しました。隠し味に、ピュアフーズとうやの主力商品シソ ジュースを加えて、個性を出しております。  発売早々に、ネット通販で某外資系食品企業の研究所から注文があっ たという自信のもてるエピソードもあり、この商品の販売は、順風満帆だ ったようです。  そこで最近、札幌中心部ある某食品売り場で、この商品の売れ行きを 店員にさりげなく尋ねてみたところ、「この商品だけでなく、洞爺湖関連は、 サミット開催の影響もあってかなり売れてますよ〜」とのこと。ピュアフーズ とうやにも問い合わせたところ「おかげさまで、この商品は在庫切れにな りました。洞爺産の野菜を使うため、それぞれの収穫まで製造ができな い状態なのです。」とのこと。洞爺湖サミットの開催効果で、開発に携わっ た者も、うれしい?!話となりました。 <<商品のお問い合わせ先>> ◇ 有限会社 ピュアフーズとうや TEL 0142−82−5957 >>>> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ns/shs/shokumeijin/jisen/3_34/3_34.htm <<商品の詳しいリンク先>> >>>> http://www.rakuten.co.jp/purefoods/479474/765286/ <<支援内容のお問い合わせ先>> ◇ 北海道立食品加工研究センター   企画調整部技術情報科  中野   TEL 011−387−4114 ────────────────────────────────── 【3】お知らせ ────────────────────────────────── ◆◇◆ 2008サイエンスパークに出展します ◆◇◆  北海道の未来を担う子供たちが、科学技術を身近に体験や学ぶことが できる「2008サイエンスパーク」が開催されます。当食品加工研究センタ ーでは、研究成果を展示するほか、飲食物の糖度測定やpH測定を体験 できるコーナーを設けております。  また、参加研究機関のクイズに答えると景品が当たるイベントもあります ので、多数のご来場をお待ちしております。 ○とき  : 8月5日(火)AM10:00〜PM5:00 ○ところ : サッポロファクトリー ホール アトリウム ルーム会場         (札幌市中央区北2条東3丁目・4丁目) <<詳しいリンク先>> >>>> http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sk/kgs/H20sciencepark.htm <<お問い合わせ先>> ◇北海道企画振興部 科学技術振興課 研究企画グループ  TEL  011−231−4111 内線23−174 または  011−204−5129 ────────────────────────────────── -//////////////////////////////////////- ◆◇◆ 編集発行 ◆◇◆ 北海道立食品加工研究センター  企画調整部技術情報科  TEL:011-387-4114  FAX:011-387-4664 ◆メールマガジンへのご意見・ご要望等、  研究に関するご要望やアイデアについて、  お聞かせ願えたらありがたく思います。 ◇このメールマガジンの内容について、  無断での転送、転用することは、ご遠慮下さい。 <<このメールマガジンのお問い合わせ先>> E-mail : magazine@foodhokkaido.gr.jp (迷惑メール防止のため、全角文字で表示しています。  メールアドレスは、半角文字で入力してください  ) -//////////////////////////////////////-